


インプラント治療とは、歯を失ったところの顎の骨に人工歯根を埋め込み、それを支えとして歯を蘇らせる治療法です。
インプラントには、もともと医学用語で「植立する」という意味があります。インプラントは、噛む力や耐久性が天然の歯に近く、日々の歯磨きを通常よりていねいにするだけで、自然の歯と同じように使えることから、「第二の永久歯」といわれています。
また、義歯を使用すると、一年で約1㎜の骨が喪失しますが、インプラントは一年で約0.1㎜しか骨が喪失しません。インプラントは骨や歯肉を守ります。
インプラントなら第二の自分の歯を再生させることができ、咬んだ感触も戻り、違和感なくしっかり咬むことが出来ます。一方、「治療期間がかかる」、「外科的な処置が必要」、「費用がかかる」などといった欠点もあります。

インプラントの構造は主に、上部構造、アバットメント、フィクスチャ―(インプラント体)の3つの構造から成り立っています。
上部構造とは、人工の歯のこと。素材は様々です。
アバットメントはフィクスチャ―(インプラント体)の上に置き、人工歯を支えます。
フィクスチャ―とはインプラント本体のこと。骨の中に埋め込めこみ、噛む力を支えます。素材はチタンでできています。
ところでインプラントは何故チタンでできているのでしょうか?
チタンは骨の拒絶反応がなく、チタンの周囲に出来た酸素膜が骨と結合します。 この膜がチタンを包んでいるのでチタンが体に流出することはありません。
喫煙をされている方は血液の循環が悪くなり、治療が遅れますので禁煙をしていただく必要があります。また糖尿病や肝臓病、高血圧症、腎臓病など全身疾患のある方はインプラント治療を受けられない場合があります。
歯を失ってしまった時の治療方法はいくつかありますが、ここではそれぞれの治療法のメリットとデメリットをご紹介します。
インプラント ![]() |
ブリッジ ![]() |
入れ歯 ![]() |
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| 安定感 | 顎の骨にしっかり固定されるため、口の中で不安定に動くことはない | 固定性なので違和感は少ないが、固定するために金属の支えが必要になる場合がある | ぐらつきやすく、違和感を感じやすい |
他の歯への影響 |
歯を失った部分に直接人工歯根を埋め込むため、健康な歯を傷つけない | 両側の健康な歯を削る必要がある。支える歯への負担は大きい | 影響なし |
治療期間 |
4ヶ月~1年以上 (顎の骨の状態による) |
1ヶ月~3ヶ月前後。装着後も調整が必要(周囲の歯の状態による) | 1ヶ月前後。装着後も調整が必要 |
デメリット |
外科手術が必要。また、保険適応外であること | 材質によっては保険適応外。また、支えている健康な歯を失う恐れがある | 装着に違和感がある。ズレやすい。また、噛む力が低下する |